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新・湯治コンテンツモデル調査に採択、箱根で大学生のメンタルヘルス支援ツアーを2月実施へ

環境省が実施する「令和7年度 新・湯治コンテンツモデル調査」に、箱根温泉での取り組みが採択されました。2月7日から9日の2泊3日で、「温泉地×大学生メンタルヘルス支援」をテーマとしたモニターツアー型の実証調査を実施します。

新・湯治コンテンツモデル調査とは

この調査事業は、環境省が「チーム新・湯治」運営等実施業務の一環として実施するもので、温泉地活性化のための新たなコンテンツ創出を目的としています。温泉地と地域資源のコラボレーションや、地域課題の解決に関わる主体間の新しい連携をテーマに、全国から2件程度のモデル調査を選定・支援する取り組みです。

背景:深刻化する大学生のメンタルヘルス課題

新型コロナウイルス感染症の長期化により、大学生のメンタルヘルス悪化が深刻な社会問題となっています。全国大学生活協同組合連合会の調査によると、大学生活は充実していないと回答した学生の割合が2019年までの4倍に増加し、国立大学保健管理施設協議会ではメンタルヘルス不調で年間6,885名を支援しています。

世田谷区が2021年度に実施した大学生向けニーズ調査やインターナショナル・リスクガバナンス研究では、15名の参加者を対象とした2泊3日のプログラムにより、以下の8つの心理的変容効果が確認されました。

ツアーの概要:箱根温泉で心身のリフレッシュを

今回実施されるモニターツアーは、「温泉地×大学生メンタルヘルス支援」をテーマに、箱根温泉を舞台とした2泊3日のプログラムです。

プログラムで期待される8つの効果

  1. 癒しと楽しさを得る温泉体験
  2. 一時的ながら心理的苦痛の低下
  3. 思考のリセットと心理的家宅の促進
  4. 地域交流を通じた地域資源への関心の深化
  5. 非日常的環境による気の合い温眠の促進
  6. 身体的倦労の回復と身体性の実感
  7. 自由な環境と交流によるストレス軽減と心理的柔軟性の向上
  8. 温泉体験による満足感と達成感の向上

2泊3日の行程(予定)

1日目(2月7日)

  • 都内集合・出発
  • 箱根到着
  • オリエンテーション・アイスブレイク
  • 温泉入浴体験(入浴指導を含む)
  • 夕食・参加者同士の交流

2日目(2月8日)

  • 朝の温泉入浴
  • 箱根の自然環境を活かした散策プログラム
  • 地域資源を活用した体験活動
  • グループディスカッション
  • 温泉入浴
  • リフレクションセッション

3日目(2月9日)

  • 朝の温泉入浴
  • 自由時間・地域交流
  • 総括ディスカッション
  • プログラム全体の振り返りとアンケート実施
  • 都内へ帰着

参加者は大学生15名程度を募集予定です。

ツアーで検証する内容

ツアー期間中は、参加者に以下の点についてフィードバックをいただきます。

  • 温泉体験による心身のリフレッシュ効果
  • プログラム参加による心理的変容
  • 地域資源との交流による気づきや学び
  • 非日常環境での過ごし方とストレス軽減効果
  • 参加者同士の交流による効果
  • プログラムの改善点と今後のニーズ

採択の意義と期待される成果

今回の取り組みにより、深刻化する大学生のメンタルヘルス課題に対して、温泉地という地域資源を活用した新たな支援モデルの創出が期待されています。

箱根温泉の豊かな自然環境と温泉という療養資源を組み合わせることで、大学生が心身をリフレッシュし、日常から離れた環境で自分自身と向き合う機会を提供します。

事業では、モデル調査事務局(株式会社オーエムシー)を通じて、コンテンツ形成のための専門知識や参考情報、助言のほか、利用者に対するニーズ調査実施の支援などが提供されます。

今後の展開

2月のモニターツアー実施後、実施報告書が提出され、取り組みの成果や今後の課題などがまとめられます。

実証効果が確認できれば、大学生向けの恒常的なメンタルヘルス支援プログラムとしての提供を検討するほか、大学のカウンセリングセンターや学生相談室との連携、企業の新入社員研修への応用なども視野に入れています。

調査で得られた成果は、温泉地名も含めて他の温泉地やチーム員にも共有され、全国の温泉地活性化の参考事例として活用されることが期待されています。温泉地という地域資源を活用した新しい社会課題解決のモデルとして、注目が集まります。

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