当団体は2022年1月に正式に一般社団法人化いたしました。

一般社団法人NeBA(ティーン向けメンタルヘルス啓発団体)は「共感、理解を得られる場」を全国に作っていく予定です。最初は東京本部から始まり、プロジェクト参加希望者を全国から募り、全国に「横のつながりのある」体系化された啓発団体を作りたいと考えております。

今メンタルヘルスに関心があり、日本において精神疾患をお持ちの当事者の人権問題がないがしろにされている現状をなんとかしたい、という思いをもった方々で実際にアクションを起こしていきたいと考えております。実際に行政に働きかけていくことも考えています。

NeBAには大学生のメンバーが多く属しております。立ち上げ当初は高校生だったメンバーも存在し、大学院に進学するメンバーもいます!多くのメンタルヘルス関係の団体は大人の方が参加する傾向が多いですが、ティーンの方から大人の方まで気兼ねなく参加できる空間を広げていきたいと私たちは考えております。

まず「お話会」を通じて自分の経験をシェアしたり、薬の副作用などにどのように対処しているのかなどの情報交換など、当事者、また当事者を支える側の方達が情報を得られ、理解者を得られる場を提供したいです。当事者でない方も大歓迎しています。

精神疾患はセンシティブで繊細な問題です。そのためメンタルヘルスに関する活動をされている方はまだ活発ではなく、精神的な健康の維持ならびに精神疾患当事者を対象とした制度には多くの課題が残っております。また精神的な健康そのものの概念もまだ正確に認知されておりません。

2021年より多くの自助グループ主催者の方々にインタビューさせていただいており、全国的に様々な知見を広めていきたいと考えております。